刺しゅうのアトリエ L’atelier Sfilです。
手刺しゅうをはじめて今年で7年になりました。
刺しゅうは装飾美術。
表現に用いる素材は布と糸だけでなく
ビーズやリボン・スパンコール・皮・モールなど多岐に渡り、
手刺しゅうにしかできない技法もたくさんあります。
デザインも、素材の選択も、技法の選択も自由なので、
刺しゅうは制作者の感性がとても!反映される制作活動だと考えています。
そんな刺しゅうはわたしにとって最高の制作活動であり、
24時間ずっと考えていたいこと。
刺しゅうを続けてきた今、自分の中の新しい計画として
オートクチュール刺しゅうに加えて洋裁を学び、
オートクチュール刺しゅうを施したお洋服を制作しようと思っています。
もともとオートクチュール刺しゅうはドレスに施されるとても豪華な刺しゅう。
パリコレクションなどで発表されるドレスも
オートクチュール刺しゅうが施されています。
わたしが制作するお洋服をドレスほど豪華な刺しゅうにすると
すごいことになるのでできませんが笑、
シンプルな普段着も、おめかししたいお洋服も
オートクチュール刺しゅうを施すことで
とーっても素敵になるはず!
オートクチュール刺しゅうに夢中になって
自分の中で”洋裁”というジャンルが登場したのですが、
そのときに思い出したのは祖母のこと。
今は亡き祖母は昔、洋裁師だったそうです。
そのことを知ったのは、数年前に祖母が亡くなり
遺品整理をして出てきた祖母の昔のアルバムを見たとき。
わたしの場合、オートクチュール刺しゅうを経て洋裁に行き着いたので、
数年前に祖母のアルバムを見たときにピンときていたわけではありませんでした。
そのときがきっかけではなかったものの、
その何年も後に巡り巡ってわたしが洋裁に行き着いたことは、
とても運命的だなと感じました。
ものづくりが好きなのは祖母譲りなのかもしれない。
現在はオートクチュール刺しゅうだけですが、
ゆくゆくはオートクチュール刺しゅうと洋裁のアトリエとして活動していきたいと思ってます。
L’atelier Sfilの計画でした!
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